京都 桜 | さくら情報2012 “キョウトサク”

平安神宮~紅枝垂れコンサート~

08/04/12、08/04/13の2日間、紅枝垂れコンサートを訪れてきました。
残念ながら、最終日の13日は雨。
足元がぬかるむ中、それでも紅枝垂れのライトアップを一目見ようとお客さんは詰め掛けていました。
とはいえ、やはり前日の12日に比べると少なかった気もします。

平安神宮の紅枝垂れは満開。しかも、八重咲きのため開花から2週間も見ごろが続きます。
昼の拝観でもまだしばらく楽しめますので、この桜のスコールをぜひ一度ご堪能ください。
ライトアップを行き損ねてしまった方は、来年は必ず見に行ってみてくださいね。

南神苑入り口から紅い門をくぐると、そこはもう桜の世界。
空一面を覆う紅枝垂れ桜が、私たちを出迎えてくれました。
この神苑には、平安時代に著された書物(伊勢物語・源氏物語・古今和歌集・竹取物語・枕草子)に記されている200種余りの植物が植栽されていますが、この日は桜一色。
他のものはとても目に入らないくらい豪華で美しく、その景色は息をのむほどです。

平安神宮の紅枝垂桜は約150本。
しかもそのどれもが大きくて立派な紅枝垂れ。
それだけに、やはり写真を撮る手も休まりません。
人も多く、ゆっくり見たい方は2度訪れるのをオススメ。

 谷崎潤一郎が、小説「細雪」のなかで“紅の雲のよう”と書いたのが、この平安神宮の紅枝垂れです。
まさにその通りで、見上げると桜の隙間に黒い夜空がちらりと見えるほど。
 紅枝垂れのピンクと紅がなんともいえないコラボレーション。これぞ京都の春、ですね。
空を覆いつくす桜はまるで天蓋のよう。
 

南神苑のは 平安時代の庭園の特色である「野筋」といわれる入り組んだ細い道を歩いていきますが、
その道は全てしだれ桜でいっぱい。
八重咲きの紅枝垂れは見ごろが長く、桜の道は昼と夜ではまた違った表情をみせてくれます。
今回は、晴れと雨、の二つの顔を見せてもらいましたが、どちらも艶やかで美しかったです。

 
南神苑入り口の細い窓からうっすらと覗くピンクの桜がなんともいえず風流。
ともされている灯りもまた、ライトアップでしか見られない景色ですね。
 南神苑を出て、「紅枝垂れコンサート」が行われる東神苑へ。
栖鳳池の周りを取り囲むように咲く紅枝垂れがお出迎え。
池に映るピンクの紅枝垂れがまた幻想的なんです。
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1 Comment so far

  1. 麻美 まゆ 重病 ?像 7月 7th, 2013 15:38:27

    また韓国がらみ・・・ トムたむマザコンて…

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